外来部門
当院外来は、内科・心療内科・精神科・神経内科・外科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・婦人科・眼科・リハビリテーション科・歯科・ペインクリニック・ものわすれ外来が連日または曜日指定で診療しています。土曜日も数科が診療し、患者様のニーズに対応しています。
診察は予約制としている科が多くなっており、予約採血は検査室による中央採血室で行われています。メディカルクラーク2名が受付業務を担当していますが、お年寄りや関連施設の患者様も多く来院されますので、スタッフ一同笑顔で丁寧な患者様対応を心がけています。
2階北病棟[60床/回復期リハビリテーション病棟]
急性期の治療が済んで自宅退院に向けてリハビリ訓練を主としている病棟で、在宅復帰率80%、重症患者回復率70%と高い実績を誇っています。日常生活動作もリハビリ訓練の一環としており、離床はもちろん自分でできることを促しながら「やれることの喜び」を感じてもらえるよう、病棟専従・専任の医師をはじめ、リハビリスタッフ・ソーシャルワーカー・看護師・介護福祉士・看護助手等多くの担当スタッフがチームを組み、その患者様にあったリハビリプログラムを検討しながら日々取り組んでいます。
また、現在は長岡市内の他急性期病院との連携を図っており、脳卒中パス・大腿骨骨折パスの患者様の受け入れも積極的に行なっています。
3階北病棟[55床/療養病棟(地域包括ケア病棟)]
2021年3月に開設された新しい病棟です。プライバシーに配慮した、過ごしやすい療養環境になっています。急性期病院からの転院、自院の急性期病棟からの転棟、自宅等からの緊急入院、在宅介護のレスパイトなど、様々な入院ニーズに対応できる病棟です。60日という限りはありますが、医師をはじめとした多職種が関わり、住み慣れた自宅等に、安心して退院していただくために、日々取り組んでいます。 スタッフは、医師・専従のリハビリスタッフ・ソーシャルワーカー・看護師・介護福祉士・看護助手・病棟クラークです。患者様個々に合わせた、親切丁寧な対応をモットーに職員一同笑顔で頑張っています。
3階西病棟[45床/一般病棟(混合・急性期)]
急性期の一般混合病棟で、内科・神経内科・整形外科・外科・リハビリ科・診療内科 です。関連病院・施設・自宅から急性期の入院や、長岡地区の急性期病院から大腿骨 頸部骨折と脳卒中の地域連携パスを利用してリハビリの目的の患者様を多数受け入れ ています。 スタッフは、看護師・介護福祉士・病棟クラーク等で構成されており、主治医・リハ ビリスタッフ・MSW等で協働しながら、安心・安全・安楽なケアを提供しています。 入退院が多く忙しい病棟で若いスタッフが多くいますが、やりがいも多く、明るく共に学び成長出来る環境です。
4階西病棟[51床/医療療養病棟]
医療の必要性の高い患者様を主に一般病棟から受け入れ、治療継続、退院までの療養、看取りの患者様の看護ケアを行います。 看護師・介護福祉士がそれぞれの専門性を発揮し、質の高い看護・介護を目指し実践しています。 療養病棟入院料1加算病棟であるため、入院患者様の「医療の必要度」の評価を日々実施しています。
5階西 ビハーラ病棟[29床/緩和ケア病棟]
現在、全国に200余りある緩和ケア施設の中で9番目、仏教を背景とした施設としては全国で初めて設立された病棟です。「痛みやその他の苦痛となる症状を緩和する」、「生命を尊重し、死を自然なことと認める」、「無理な延命や意図的に死を招くことをしない」を緩和ケア病棟の基本方針(日本ホスピス緩和ケア協会の基準)に、「限りある生命の、その場限りの短さを知らされた人が、静かに自身を見つめ、また見守られる場である」を含めた三つの理念を掲げています。
ビハーラとは、インドのサンスクリット語で「僧院・休養の場所」を意味します。仏教を背景としているため病棟の仏堂にはお釈迦様が安置され、常勤のビハーラ僧およびボランティア僧侶が日々の勤行や仏教行事を行っていますが、特定の宗教を布教するという意図は全くありません。