薬局は薬剤師常勤9名、非常勤1名、薬剤助手2名でお薬に関わる業務を行っています。
業務内容
調剤業務
患者様にとってより安全で効果的なお薬による治療ができるよう、薬の量や使い方、飲み合わせなどを確認した上で、お薬を作っています。また、正しくお薬が使えるような丁寧な説明、ご高齢の患者様が間違いなく飲むことが出来るよう工夫することも大切な仕事であると考えています。
注射剤の無菌調製
注射剤は直接血管の中に入るため、その取り扱いは特に衛生的であることが望まれます。当院では、薬剤師がクリーンベンチという機械を使い、無菌的な環境で注射剤を混合しています。
薬剤管理指導業務
安全で効果的にお薬を使うために、過去にお薬による副作用やアレルギーを起こしたことがないか調査し、今お使いのお薬が患者様にあったものかなどを直接患者様とお話ししながら確認しています。また、当院では長い間入院されている患者様や末期癌の患者様もいらっしゃるため、そのような方たちの心の支えとなるようなかかわりも薬剤師の大切な仕事と考え取り組んでいます。
チーム医療
医師、看護師、臨床検査技師、管理栄養士と協力し院内感染の防止、適切な栄養管理を目指して活動しています。
薬学部学生への教育
これからの薬物治療を担う薬学部学生に対する教育も病院薬局の大切な役割です。当院では薬剤師の指導のもと、病室でより多くの患者様と触れ合い、緊張感と達成感を味わえる参加型実習を実践しています。